日日是冬寂

サプールのように生きたい

水金の文庫革 ヘリンボーン柄 がま口

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最近、小さめのお財布が好きです。
昔は肩肘張ってMIUMIUやGUCCIの長財布を使っていた時期もあるのですが、格好はついても、如何せん嵩張るのですよね…。
歳を取ると冠婚葬祭も増えてきたりしますし、そうでなくてもカジュアルなショルダーよりエレガントな小さめのハンドバッグの出番も増え、コンパクトなお財布のほうが何かと便利に感じることが増えてきました。
カード類は別のちいさいポーチにまとめて入れていて、必要のないときは持ち歩かないで済ませるので、お財布は最低限の物だけ入れば充分ですし、そもそも基本的にカードを切れるお店ではキャッシュは使わないので、現金をたくさん入れておく必要もないという…。

というわけで、手のひらサイズのお財布、2つ目。
これは自分のお小遣い用です。
今までのお小遣い用はイル・ビゾンテのドル札サイズのやはり小さめのお財布を使っていたのですが、そちらを家計用に回し、家計用だったイル・ビゾンテの二つ折りは引退させ、海外旅行用に保管することにしました(このお財布がねぇ…小銭入れが外側についていて、沢山入れるとスナップが外れて小銭がこぼれてしまうので使い勝手があまり良くなかったのですよ)。

こちらの文庫革のお財布は、「水金地火木土天冥海」が浅草の職人さんのお店に別注をかけて作っているものです。
文庫革は基本的にベースが白色となっていて、汚れやすいのではと気になってずっと購入を悩んでいたのですが、スタッフの方に伺ったところ、革の加工の効果でそれほど汚れやすいということはないとのこと、また、この柄なら万が一擦れが生じてもあまり気にならないかなぁと思い、注文してみました。

実際手にしてみて、温かみのある白さと細かい手仕事、ツルッとした肌触りがなんとも上品で魅力的だなぁと思いました。
和の技に、水金らしいヘリンボーンの洋柄でヒネリの効いたデザインです。
お札は折らないと入りませんし、カードもあまり入りませんので、たくさん入れたい方には向いていないと思います。
同じシリーズで二つ折りや長財布も出ているので、そちらを選ぶ方も多いかと思うのですが、わたしにはこのサイズ感とがま口の感じがなんとも可愛らしく感じます。