日日是冬寂

サプールのように生きたい

日日是偏愛: 久米繊維工業の「セイヤング」Tシャツ

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先日、某詩人の方がTVにて着用していたオリジナルTシャツのカッティングと素材感が気になって仕方がなく、調べてみたところ、久米繊維工業さんという墨田区の会社の製品だということが判明しました(出身地なのに不覚…)。

わたしは長袖半袖問わず無地のTシャツが好きなのですが、なかなか「これ!」という定番の一着に出会えておらず、期待感から思わず久米繊維工業さんのサイトを開いて目を皿のようにして商品を見て回りました。
そして見つけたのがこの「セイヤング」Tシャツ。

セイヤング50周年 久米繊維定番Tシャツ | プロジェクト|

50年という歴史もさることながら、すごいインパクトのネーミング!

極太の襟周りと、丈長のタイトなシルエットを持つ、マスキュリンながらスマートなTシャツです。
素材にもこだわり、36番手という端数番手のコーマ糸でなめらかに編み上げられた身頃は、脇に縫い目がなく、しっとりすべすべの肌触りです。
首後ろにタグもなく(とってもレトロな商品シールが貼られていた)、余分なものは一切排除して、着心地を追求して作られたことがひしひしと伝わってきます。
Amazonで取り扱いしており、すぐに手に入れることができました。

実際に着てみると、極太の襟は流行などもはや気にならぬ、意志のあるスタイルを感じるかっこよさがあり、タイトなシルエットは身体のラインがきれいに見え、女性でも野暮ったさなく着ることができます。
丁寧にふんわりと編み上げられた生地はつややかで最高に心地よく、汗も気になりません。
海外ブランドの高級カットソーなどと比べても全く遜色がなく、肌感覚から言うと8千円~1万円くらいの品と同等のクオリティです。
これが、紛れも無い日本製でたったの2千円で手に入るなんて、正直心配になるところですが、ありがたく生涯の定番として愛用させていただきたいと思います。
もう他の無地Tシャツは買わないぞー!
なんと驚きの30色展開ですので、他の色をご覧になりたい方は「セイヤング」で検索してみてください。